記事として取り上げられなかったら、サイズに応じた広告掲載料を支払い、宣伝する方法もあった。
また、文具店へ行き、迷った結果オレンジ色の画用紙を5枚購入して来て、ワープロを使い、中国語生徒募集ポスターを作製、近所のコンビニ、顔見知りの書店などなどに貼らせてもらった。
新聞折込み広告についても近くの新聞販売所に電話していろいろ訊ねてみた。最も安い広告の種類とエリア配布で12000円ほどかかることがわかった。
帰国して10日。
せっかちな私は、やっと荷物の整理が終わるや否や、次のステップを踏んだ。
ランは喜んで幼稚園へ通った。最初3日間ほどは集合場所から幼稚園まで同じ地区の幼・小学生6人とともに私も歩いた。
先生や園児たちとの会話もさほど問題なく進んでいるようだった。
また、妹のメイは幼稚園入園までの半年間、保育園へは預けず、家で守りすることにした。公立幼稚園とは異なり、保育園の保育料は数倍高いし、私は基本的には専業主婦、祖父母といる時間も貴重で、それもよし、と思えた。