2010年02月21日

妻を長期海外へ出す台湾と中国事情その2。かつて男尊女卑濃厚な台湾でも、女性の地位は上っている。義母の寛大さに感謝。

もちろん、その間旧正月などに帰国したり、こちらの家族が彼女の留学先を訪ねることはあるが、女性が結婚後、夫を置いて1年以上留学、なんてめーったにあり得ない日本人からすると、最初驚いたものだった。出稼ぎではなく、こういう場合は子どもがまだいないのが前提みたいな風潮はあるが。

こういうこともある。
日本にお嫁に来た台湾や中国の女性が1〜2ヶ月実家へ里帰りする。
お産でもないのに、それほど長い間嫁いだ女性が実家に帰ることなど日本ではあまり考えられない。

たしかに台湾は今なお父系社会で、男性の地位は高い。
しかし、女性のそれは日本同様だんだん上ってきている。

だからというのもナンだが、ひとりっこの私が、年老い、持病も悪化しつつある父の世話や、娘が就学前に日本生活を体験させようと実家へ帰ることは、台湾ではさほど度の過ぎた行為ではなかったのである。
義父はもう亡くなったが、義母へはリーが報告し、事情を話しており
「お前がいいなら」という感じで義母は何も反対しなかった。途中からでも日本へ行けることになるかもしれない、との思いもあったと思う。

母娘3人の日本帰国を前に、平穏ではない時もあったが、義母の寛大な許しに感謝せねばならなかった。
posted by マダム スン at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 母娘3人で日本へ帰ることになる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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