2010年01月04日

初めて足を踏み入れる台湾大学病院。広い院内、歯科は一番奥。やっと会えた顎関節症専門外来、王若松医師。注意事項、バイオリン禁止にしゃべるのもダメ?!

大げさなように聞こえるかもしれないが、あの時の頭痛は本当につらかった。金属製の何かで頭全体をぐいぐい締めつけられるような痛みで、時折頭を抱え込むようにしながら耐えた。
顎関節症の症状や進行速度には個人差があるが、私のような最悪のところまで放置せず治療を始めてほしいと心より忠告する。

まさに、待ちに待った1月28日月曜日。ランは幼稚園、メイは義母に預け、リーが出勤時に台湾大学病院まで送ってくれた。
現地では台湾大学病院を「台大医院」と言う。地下鉄の駅名にもなっている台湾を代表する医療機関だ。
「医院」は日本語の総合病院に当たる中国語で、日本の個人医院のような規模のものを「診所」と称するのが一般的だ。
外観しか見たことがなかった台大医院だが、中に入ってみるとまるでそこが一つのコミュニティか村のように大きく機能している。売店、スターバックス、コンビニなども完備され、一日でも時間を潰せる感じだ。

予約を取っているので直接歯科まで歩く。歯科は中央玄関からいちばん遠く、散歩までできてしまう。
予約済みの患者の中で先着順に診察を受けるシステムで、ようやく私の名前が呼ばれる。四文字の名前が廊下に響く。それでだいたい私が日本人だとわかるだろう。中国語の姓のほとんどは一文字だし、漢字三文字の名前はまず存在しないからだ。

あー、夢にまで見た顎関節症の権威・王若松医師。60歳くらいだろうか。経過や症状を説明してから診察に入る。
できるだけやわらかいものを食べ、しゃべらない、頬杖禁止、バイオリンはダメと指示される。
「しゃべらない」? これは困ったことになった。
posted by マダム スン at 06:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 家運低迷期突入す | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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