2010年01月02日

「消炎」注射を打っても続くひどい風邪の症状、数年間放置した顎関節症も末期的重症、ネットで専門外来を探し、台湾大学病院歯科の王若松医師を予約する。その日まで市販の鎮痛剤で泣く泣くしのぐ。

めったにないことだが、私はほとんど物が食べられなくなった。なのに嘔吐する。熱は上がり、咳が出て、胸が苦しい。ベッドで休んでいてもその苦痛は変わらない重症で、翌18日金曜日、その窮状から自ら判断しリーは会社を休んだ。

なかなか快方に向かわないので、19日再度医者に診せる。あまりにひどいので「消炎」という注射を打ってもらう。
その午後は注射が効き、身体が軽くなる。
が、甘かった。
「消炎」の効力が消えると、また尋常でない苦しみが襲って来た。
週末は家事のできるリーが食事を作ってくれたり、娘たちと外食してくれたりしたが、週明けからはそうもいかない。ランは幼稚園だからいいが、義母も体調がすくれないし、メイは姉と異なりおばあちゃん宅へは行きたがらない子で、私が見るしかなかった。日本の母を想っては、しんどさと相まって涙が出た。

それと例の顎関節症から来る頭痛は、風邪に喚起されたようにどんどん悪化し、四六時中頭を締めつけて来た。1月23日頃には風邪が半分ほど治まり、私はネットなどで顎関節症専門外来がある病院を探した。
だいたい予想はしていたが、良い専門の医師がいるのは台湾大学病院の歯科であった。電話で予約を取る。忘れもしない「王若松」先生。王先生の外来は月曜日だけ。
私は市販の鎮痛剤を連日飲み、頭全体が爆発しそうな強烈な頭痛と闘った。放っておいた自分がいけないのだが、数年来抱えていた顎関節症はついにこんな形で私の忍耐の限界を突き破ったのだった。
posted by マダム スン at 06:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 家運低迷期突入す | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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