2009年11月30日

2段ベッド、玩具に衣類など義弟家族から運び込まれる。6月を前に台北酷暑、子育てさらに激化。日本移住構想出るも、リーの農業酪農志願に困惑する。

5月19日、リーが義弟を台北国際空港(桃園国際機場)まで送る。
約2ヶ月間彼は上海で単身赴任、義妹と子どもたちは夏休みを待って台湾を離れる。

義弟が台北を発った後も彼ら一家の引越し準備は進行し、5月末には子ども用2段ベッドをリーが解体し、苦労して運び帰って来た。大人でも眠れるサイズの立派なもので、娘たちはめずらしさに大喜び。
その後も自転車や玩具、教育教材などなどがどんどん義弟家から送られて来た。ランより2歳年長の従姉からは洋服のお下がりも多数もらい本当に助かった。

6月を前に、台北は早くも34度まで気温を上げた。動き回る幼い娘たちはすぐ汗だくになるので、昼間にシャワーが必要になる時期で、私の子守り負担は増大、何度諭しても同じイタズラをくり返す彼女たちにキレることしばしば、本当に心身ともに毎日ギリギリだった。

ちょうどそれはリーと日本移住について真剣に考え始めは頃でもあった。それはひとりっこの私にとってはありがたい成り行きだったが、
日本へ行くなら農業や酪農をやりたいと言うリー。今や有機農法や農業経営たるものに彼は興味があり、また、台湾では一般的に食するアヒルや鴨を飼育するとか、ヤギもミルクは栄養価が高いし、肉もおいしいとか、私からすれば寝言か妄想のように聞こえる発言をして、意見がかみ合わず困った。

父に話しても私と似たような反応である。たしかに農業酪農は人類が生存していく中で不可欠なものだが、家族を食べさせ、蓄えを増やすところまで利益を出すのにどれだけ大変かわかっていない。趣味ならいい。しかし、それ一本で食べていくことの難しさは田舎に住む者は切実に実感する。肉体労働のしんどさも、都会育ちのリーには本当のところ理解できないだろうと思った。
posted by マダム スン at 05:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 家運低迷期突入す | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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