台北中正国際空港8:30発の便に乗るため、こうなった。
リーと結婚して約6年、今回義母が初めて日本の実家に来ることになり
5:30に家を出て、ガソリンを入れ、義母を迎えに行って桃園縣にある空港へ走った。
台湾を離れる際はいつもマイカーで行く。空港近くにリーが加入しているカード会社の営業所があり、不在中そこで車を預かってくれるのだ。そこから空港へは営業所のワゴンが私たちと荷物を一緒に運んでくれる。これはそのカード会社のサービスのひとつで、あらためて料金をとられることがなく、大変助かっている。
朝の空港は混み合う。夏休みということもあるだろう。
日本航空、朝の便は見たところ満席だった。今日の飛行時間は2時間20分、娘たちは慣れたもので、着席早々ヘッドフォンを出し、電源を入れて被ったり、冊子をめくったりと忙しい。
そして、楽しみなチャイルドミールをうれしそうに、驚くほどたくさん食べた。
関空に到着してからが長い。時計の針は1時間進む。時差1時間なり。
バスと電車を乗り継ぎ、最寄りの駅へ両親が2台の車で迎えに来ていてそこからまた約25分、5時頃やっと日本の我が家へ。
娘たちはこの田舎が大好き。まさに水を得た魚のように、疲れも見せず走り回っている。
台湾にいれば、それがあたえりまえのように思う。
しかし、日本に帰れば、こここそが「家」のようにも感じる。
いずれもそれに間違いはないのかもしれない。
私は本当に「2つの家」を持ったのだろう。