2枚の絵を娘たちが胸の前で持ち、彼と記念撮影もした。絵にはサインも入っている。
入隊前の超多忙時に、朝4時までかかって描いてくれた油絵。日本の家に飾り、大切にするぞ。
さて、今日は久しぶりに市場へ買出しに行った。肉、魚類がなくなったのだ。
野菜の産地を台風が通過すると、影響や被害の度合いが正直に価格に反映する。大型スーパーでも品薄、価格高騰が顕著だったので覚悟して行った。
覚悟はしていたが、やっぱりこう高いと決断が鈍る。
たとえば、ふだん一束10〜15元の葉モノ野菜が20〜30元、地瓜という、日本で言うさつま芋も倍の値段になっている。キュウリもほぼ倍、大き目の1本を買うと20元もした。
それでも必需品の食料、買わないわけにはいかない。
その後、豚肉屋へ行った。リーは、豚や鶏も被害を受けたと話していたが、肉の方はいつもと変わりなし。ホッ。
そして、今回の台湾滞在で一度は食べたいと思っていた心臓を手に入れる。前回来た時はもう売れていたのだ。140元。
大人2人、幼児2人の我が家だと、半分に割り、片方は冷凍保存し、2回味わえる量である。
簡単かつおいしい食べ方は、フライパンに油を敷き、ショウガの千切りをまず炒め、そこへ適当な厚さ、大きさに切った心臓を入れ、しょう油のみで味をつけながら十分火を通す。
これだけである。
コチコチした歯ごたえで、香ばしく、娘たちも喜んでまず心臓ばかり食べていた。
めったに自分で買い、調理することはないが、豚の腰肉もまたちがう食感で美味。リーは豚の耳も好きだ。
昨日は日本では獲れない、台湾ではなじみの魚も一尾100元でゲット。
麺屋でラーメンのようなタイプの麺も。
あ、ちなみに台湾ではよく「斤」という字を見かける。
「1斤」が600gである。台湾にいらっしゃる方、覚えておいてくださいね。
よって、私は「今日は挽き肉を半斤欲しい」などと言って市場で買物を進めるのである。