ここ数晩は就寝時に室内30度を切る。2度でもちがったらかなり身体が楽に感じる。
酒井法子は日本人で初めて台湾でコンサートを開いた歌手らしい。
最初、インターネットの報道で知ったが、ほぼ時を同じくして台湾のマスメデイアもこぞって「酒井法子疑吸毒」などと報じている。
日本人が思っている以上に、台湾は日本の社会、芸能に敏感で、興味を抱いている。台湾でもかなりの有名人ゆえ、注目度は高い。
さて、昨日午後からは、リーとメイは午睡。私とランは外出となった。
音楽教室は週末も開いていて助かる。また30分間ピアノを借りる。
ランが呉老師に習っているテキスト以外のもので、私はぼちぼちト音記号などを説明し、音階を教えている。
30分経ち、個室から出てきても教えていると、受付女史役をしていた呉老師が、2階へランを連れ出し、可愛い教材で遊戯をするように音階を教えてくれた。
そして、昨日知ったのだが、その呉老師の姉(もちろん呉という姓なのだが)がそこのいわば校長だった!(曾受付女史、早く言ってよ、、)その姉妹は、中学校から大学院まで音楽科を修了し、経営不振だった前の教室の事情を知り、彼女らの父親が投資を決意、オーナーとなったらしい。
若い校長、充実した、これまた若く精鋭揃いの教授陣。
「益々の成功を祈るわ。」
と教室をあとにした。
その後、近所の「全国電子」という家電チェーン店にランの手を引いて行く。ICレコーダーを見るためだ。去年まで何とか使えていた、年代モノの携帯カセットレコーダーはついに引退せざるを得なくなったのだ。
上等でなくてよい、容量も多くなくてよい。機能もシンプルでいいのだ。
で、めでたく予算内で台湾製のを購入できた。去年から欲しかった中国語名「録音筆」。
いちばんの目的は、今、蔡老師に必死に習っている「二泉映月」を完璧にマスターするためだ。蔡老師の演奏を録音すれば、日本に帰っても安心である。去年まで台湾にいた時も、古いレコーダーで老師の演奏を録音しては何度も聴いて練習していたのである。