それもそのはず、日本地図をご覧になるともっとよくわかる。沖縄から視線を少し左に移動させると、すぐ台湾が視界に入る。とても近い島なのだ。
台北桃園国際機場到着は、午後8:35。
台湾は日本より一時間遅れなので、日本では9:35、ふだん私もランもメイもすやすや眠りに就いている時間だ。
大好きなチャイルドミール(幼児用機内食)に満足した娘たちは、ほどなく寝入ってしまった。
可哀想だが起こしてもうひと仕事しなければならない。税関を通り、預けていたスーツケース2つをベルトコンベア(?)から下ろし、到着ロビーに来ているはずのリーのところまでたどり着かねばならない。
飛行機を一歩出ると、むわっと熱気。
はあーっ、やっぱり。機内で30度と放送があったが、それよりもっと暑く感じる。あの、肌にまとわりつくような暑さだ。
新しい空港ビルは清潔で明るい。税関で少し迷ったが、外国人の方の行列に並ぶ。娘たちは台湾のパスポートを持っているが、私は無いのでそうした。私たちのようなタイプはどちらでもいいようだ。
税関の次に荷物を受け取り、リーの出迎えを受け、マイカーで台北の自宅に着いたのは10:00前。
娘たちは眠気が覚め、結構元気にシャワーを浴び、2段ベッドにもぐり込んだ。
脳の6割ほどがすでに機能していない私も、娘たちの世話を焼いた後シャワー。
暑い。覚悟して来たが、尋常な暑さではない。
11:15頃ようやく就寝。冷房が嫌いな私は、天井の吊り型扇風機「強」
でちょうどよい。
場所が変わったせいか、神経が高ぶっているのか、夜中2度ほど目が覚め、朝も6:00には起床した。リーも娘たちも安眠できず。あろうことか子供部屋のクーラーが故障して、ランは「寝られない、寝られない〜!」と夜中泣いた。トホホ、、、
一夜明けてまだ頭が重いが、さっき家族そろって隣りの大型ショッピングセンターに買出しに出かけた。
今、リーが昼食のラーメンを作っている。
「私はお腹空いてないからいいよ。」
父娘はラーメン後、水のシャワーを浴び、一緒に午睡予定。
私はこの後、ひとりで市場へ行き、外で何か食べようとひそかにたくらんでいる。冷たい豆花なんていいなあ。台湾伝統の豆腐を用いたスイーツである。いろいろトッピングできておいしい。夏は氷も加える。
さあ、出かける準備だ。
リーが冷房をつけた。
今日も酷暑。でも、これが台湾、これでこそ台湾。