2009年06月14日

台湾保健所事情と、メイ・パスポート取得までの道のり。

3月に入った。
私の風邪はかなり回復したので、最寄りの保健所へメイを抱いてB型肝炎2度めの予防接種に出かけた。
いつ行っても、市の保健所は混んでいる。自宅から徒歩10分足らずと近いのはいいが、今回も26人、50分ほど待った。乳幼児の各種予防接種のなかには、保健所でしか打ってもらえないものがあるので仕方ない。
お年寄りの姿も多い。他の医療サービスもいろいろとあるようだ。
保健所職員以外に、「義工」と書いたそろいのベストなどを着たおばさんたちが総合受付に数人いる。「義工」とはボランティアのことだ。
「あら、あなた、中国語上手ねえ。」
とか何とか言われることも、もう何年も台湾に住んでいる身にすればくすぐったい。時には、そもそもどうして台湾に来たのか、リーとどこで知り合ったのか説明している自分がいる。私はおばさんたちの娘くらいのトシだから和気藹々、可愛いわねえ、と孫同然のメイにもうっとりしてくれたりする。

メイを連れて外出したついでと、予防接種の後そのままメイの証明写真を撮りに行く。彼女のパスポートを取るためだ。一度も日本へ行ったことがないメイでも、日本のパスポートが台湾で取れるのは至極便利でありがたい。
しかし、生後わずか1ヶ月半のメイ。首も据わらず撮影に四苦八苦><
やっと撮れたかと思うと、その後申請に行った際、規定外だと却下され撮り直しを命ぜられた。台湾のパスポート申請時にはパスしたが、日本の方は厳しいのだ。
一人身の時なら何でもない外出や距離が、赤ちゃん連れとなると大仕事となる。写真屋の大将に事情を熱く説明し、撮り直してもらう。
再挑戦の末、OKが出て、メイもめでたく日台双方のパスポート保持者となった。
はーっ、一件落着。
posted by マダム スン at 05:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 4人家族になって | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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