2009年05月23日

忘年会に出たくない理由は・・・ いざ、分娩室へ。

会社の忘年会は私も2度参加したことがあった。大きくて、成長中の企業だったので、それは盛大で、当たる賞金や賞品も豪華だった。台湾の忘年会はどこもこんなに派手なのかと思っていたら、後々そうでないことを知った。業種や業績により様々らしかった。
リーは「忘年会へは顔も出さずに、すぐ病院へ行くから」と言っていた。ああいう席が嫌いとは思えないが、いわゆる管理職にある彼は、賞品等をもらえることはなく、もっぱらもし抽選で当たっても、その権利を得たことを辞退し若手に譲り、その上ドネーションまでしなくてはならなかったから気持ちはわかる。ドネーションの額も日本円で3万円以上が相場だったのでなおさらだ。

ほんとに生まれるのかなぁ、とのんきに横になっていた私は、突然加速した陣痛にのた打ち回っていた。カーテンが閉まっていてよかった。
リーは5時頃ようやく会社から到着。ランを産む時、早朝にもかかわらず来てくれた義母はケータイにかけてもダメで、つかまらなかった。2人目ともなるとこうなのだろうか。
リーは看護師さんたちと事務的な話を始めていた。
その間にも、私のお腹と腰の痛みは増し、見かねた最年長看護師は、
「胎児は小さいし、早めに分娩室にはいりましょっ!」
と、さすがの判断と存在感で仕切った。
到着して間もないリーも、立ち会う準備に入った。
posted by マダム スン at 05:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 第2子出産も台湾で | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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