2009年04月07日

羊水検査と不退転の決意。

ランは10ヶ月になり、当初アレルギー体質と言われたが、全卵や干しえびなど与えても問題はなくホッとした。だいぶ硬いものも食べられるようになった。離乳食も、お米、パン、ビーフンや麺類などベースを変えて、いろいろ工夫してやった。

8月20日。とうとう今回も抵抗空しく、リーに押し切られ、羊水検査を受ける破目になった。初めての時より痛みは少なかったが、検査中にせよ、結果が判明するまでの2週間にせよ、不安で落ち着かないのは同じだった。
台湾で生活すること自体、さほど困ることはなかった。知人友人はいたし、ネット時代を迎え、パソコンをONにすれば、世界とつながっている安心感を即座に得られたし、言葉にも不便は感じず、日本にいるのと大差なかった。
しかし、やはりリーよりはずっと立場が弱かった。彼は台湾人で、年上で、私には一人もいない親族が彼には身近にたくさんいるのだ、無理はない。そういう心細さ、孤立無援と四面楚歌状態に陥りやすい寂しさは常にあった。
羊水検査当日と次の日は安静が必要で、日課の散歩と買物などはやめた。
そして、医師の指示通り3日後、ひとりバスで再検査へ行く。転ばないよう細心の注意を払う。
検査は5分で済んだ。胎児の様子は良好でひと安心。
それでもあと10日は晴れない気持ちで結果を待たねばならない、、、
だが、私には不退転の決意があった。何があってもこの子をあきらめない。雲隠れしても産むのだと。
posted by マダム スン at 05:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 第2子出産も台湾で | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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