2009年02月01日

アボガドジュースの呪縛

お腹の子が標準より大き目くらいで成長していれば事なきを得たことではあった。
私自身や日本の両親などは、小さ目でも生まれてから元気で大きくなれば十分、と考えたものだ。
だが、リーはサイズにとてもこだわり、知人などから聞いてきた「胎児を速く大きくする食べ物」を私に勧めた。なかでもいちばん印象に残っているのは、アボガドジュースである。
種類が日本で見るのと異なるのだろう、台湾のは鮮やかな深緑色をしていて、大人の手のひらから優にはみ出すビッグアボガド。それと、牛乳やら砂糖を加え、ミキサーにかけて作るらしい。味も食感もドロッと濃厚だった。
これは、当時これまた妊娠中だった近所に住むリーの従妹がその母親から飲まされていたジュースで、かつて飲んでいた妊婦も胎児も立派に育ったという伝説があった。その従妹はそれを嫌ったが、何でも母親に強制的に飲まされるらしく、そのおかげか、彼女もお腹の子もふくよかだった。
私もアボガドジュースが苦手であった。味は悪くないのだが、たくさん飲むのは苦しかった。その叔母が手作りのそれを2ℓのペットボトルに詰めて持って来てくれたり、リー自らが腕まくりして作るのだから泣きたくなった。
posted by マダム スン at 05:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾の家庭に嫁ぐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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