2008年12月22日

崖っぷち

暑がりなリーは、薄着で扇風機の前に座りながら、「もうこうして2人だけで会うのはやめよう」と切り出した。
凍りつく私が問うと、彼は結婚することになるかもしれないと言うのだ。
リーはかつて勤めていた会社の同僚と交際し、一時は日本で言う結納まで話が進んでいた。
ところが、ある日2人はケンカをして、彼女が「やめる、やめる、結婚はしないから!」と去って行ってしまった。さあ、これから挙式に向けてあれこれ準備しなければならない忙しい時期に、彼女は一年間米国留学すると言いだし、止めるリーに反抗した。せめて半年にしろとの提案もはねのけたという。
当時リーの父親は既にガンを発病しており、少しでも早く父を安心させたかったリーは、以前から気ままだった彼女を許せなかった。

その彼女が、アメリカから時々電話やメールを寄こすらしかった。前のことは反省している、また会いたい、と。
そして、一時帰国した彼女は3月、私が目の手術を受けるかもしれないあの日、リーと彼の両親と食事をしたのだった。
ああいう過去はあるが、2人が本気でやり直す気があるなら、早く結婚して落ち着け、というのが、リーの両親の意向だった。
早ければ年内にも挙式だと彼は言う。
は? もう9月も末だ。私は絶体絶命の崖っぷちに立たされた。
posted by マダム スン at 05:27| Comment(0) | リーと歩き始めて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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