即チェックインできたので、先に荷物を運び入れることにする。
リーはここでもまた青年活動中心を宿に決めたわけである。さすがに山のロッジ風で板張りの床、心地良い足音が響く。
荷物を下ろして軽くなったカローラで再び出発。
近くの阿里山遊楽区へ向かう。ここに入るには入場料が必要だ。区内に観光施設が集められているという感じである。
阿里山は国定公園で、周囲には台湾最高峰の玉山(標高3952m)など2000〜3000m級の山々がそびえている。嘉義縣に位置し、鉄道やバスでも行くことができる。日本統治時代に木材運搬を目的に敷かれた鉄道は、今でも観光客を運ぶ役割を果たしているという。
亜熱帯と熱帯気候の台湾だが、こう標高が高いと別世界に来たようで日中でも長袖を2〜3枚重ねないと寒い。娘たちでさえそれだけ来ても暑がらない。
食堂で昼食を済ませ、セブンイレブンでお菓子を買い、森林区を歩くことにする。原住民が暮らす地域ゆえ、何となくやはりちょっと顔立ちに特徴ある人が目立つ。
観光街を離れまもなく、私はアジサイが咲いているのを発見!
暑い台湾ではこれまで一度も見たことがなかった大好きなアジサイの花。ここでは咲くんだ、台湾でも咲く場所があるんだ、といたく感動する。