そして、6月1日、もうひとつうれしい出来事が起こった。
義母からの電話で、例の上海の義妹第三3子懐妊の知らせが入ったのだ!
彼女ら夫婦には既に6歳と10歳の子どもがいた。夫婦ともに子ども好きで、うちの娘たちを抱っこするとよくもう一人欲しいなあ、でも経済的にきついからダメだわ、なんて話していた。
義妹は出産する頃に39歳になるし、家計も苦しくなるだろうが、忘れた頃に訪れた新しい命を歓迎し、義母もホクホク顔であった。
もちろん私も彼らを祝福したし、これで少なくとも当分の間、義妹とリーの共同経営の話は休止することがうれしかった。
6月、台湾では端午節という大きな節句がある。その日は粽を食べる習慣がある。
ランの幼稚園から、「6月6日、園で端午節のパーティをするので、各自粽を持って登園してください」と連絡があった。
どうしよう、と思案していると、同じクラスに通うランの従妹の祖母が手作りするので、それをあげるわ、と言ってくれた。
市場などでもたくさん売られるが、やっぱり叔母の粽がいい。よかった。