続きを。
さて、あの1月はすさまじかった。
まず、ランは時折39度を超す高熱の風邪、幼稚園を休んだり早退したりが続き、案の定メイにうつってしまう。
そして、1〜2ヶ月おさまっていた私の顎関節症による頭痛が再発、「頭全体を金属で締め付けられているような痛み」と日記に記している。それでも私はなんとか我慢しようとする。
娘たちの風邪がだいたいおさまった17日、とうとう私はダウンしてしまう。木曜日だった。
午後異様な体調の悪さに文字通り座り込んでしまう。ランは幼稚園、メイは義母宅。ランを迎えに行く気力もなく、予定されていた二胡レッスンのキャンセルを電話で蔡老師に伝える。
そして、床に倒れこんだまま会社にいるリーに電話、早めに退社して帰りにランを迎えに寄ってくれるよう怖々頼んでみた。
5時過ぎにはランを連れ、リーが帰宅。ホッとする。ありがとう。
しかし、私の風邪は数年前香港で罹った重症の気管支炎を彷彿とさせる苦しさであった。