2009年11月23日

台北2月、リーの愛車との別れ。突然のパジェロ引渡し契約成立に断腸の思い。ごめんね、リー。

その頃の週末に、リーがパジェロを購入した代理店へ家族そろって出かけ、今売ればいくらくらいになるか査定してもらった。その分で次にどのグレードの車を買えるのかも、リーは熱心に聞いていた。
彼が思っていたほどでなかったので、そこで売ることはやめ、またしばらく時間は流れた。あこがれて、ようやく自力で手に入れたパジェロ。もちろんリーは手放したくないのは容易に見て取れる。しかし、本当にガソリン代はバカにならなかった。

私とも共通のある元同僚が知人のデイーラーと新しい買い手がリーの車を見たいと言っている、と連絡してきた。
2月3日よく晴れた土曜日の午前11:30、リーは私にも同席するよう言うので、仕方なく娘たちも乗せて指定の場所まで行く。
リーたち男性4人は路肩にそれぞれの車を停め、協議する。それは1時間以上も続き、評価額は今後どこも似たようなものなので、売るなら今日の方がいいと言われる。
「この売値でどう?いい?」
とリーは私に訊くが、私にはよく理解できない世界の話だし、まさかここで決定せねばならないとは思っておらず、「あなたに任せるわ」としか言えない。

結局リーはその場で契約書にサインする。
約1週間後には愛車パジェロを引き渡さねばならなくなった。
たしかに「金食い車」だったパジェロを他の車に替えてほしいと願ってきた。だが、あまりにも急で、私の目の前で行われた儀式にその後打ちひしがれる。リーがものすごく不憫で、可哀そうで、身の置き場がないほどつらい。
と同時に、不和に悩みながらも、根幹では私はリーを大切に想っているのだと知る。
パジェロが我が家を巣立つ日、私はそっと地下駐車場に下り、「ありがとう。次の家族にも大事にしてもらうんだよ」と別れを告げた。
posted by マダム スン at 06:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 家運低迷期突入す | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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