2009年11月04日

試用試験合格。正式に日本語→中国語書評を始める。宅配業者往復、本が行き交う。

G出版社の「私担当者」は金という女性だった。「金」というと「キム」と発音する韓国で最も多い姓をイメージしがちだが、中国人にもある。小宏とリーを通して、私の受諾情報を得た彼女はまず電話をかけてきて、また数日後、日本のある本のコピーを宅配便で送って来た。いわば、私がどれだけやれるか試用試験だった。

私はそのコピーを読み、物語のあらすじと読後感想をすべて中国語で書き、メールで送信した。
金さんたちがどう感じるか、とても不安だった。ひとつは、私の書評の形式がそれでよいものかということ。もうひとつは中国語能力である。特に初級者のそれは、日本語を中国語に翻訳する際、どうしても和製中国語になりがちだ。異なる言語間には、まったくのイコールにならない各言語独自の決まりごとや性格がある。日本語の言い回しをそのまま中国語の単語を使って訳すと、台湾のネイティヴ・スピーカーならまず発想しない文になることは少なくないのだ。

だが、果たして、金さんから明るい声でOKの返事があった。
その後は何冊かまとめて、日本語の本が宅配便で自宅まで送られてくるようになる。
私は家事子守りの合間をぬって、この書評ミッションを最優先してこなすようになった。書評し終わり、OKが出ると、また何冊かG出版社から本が届き、その時、ドアまで来る宅配業者に読み終わった分を手渡す方法をとった。

必要とされている、私にもできる仕事がある。

その思いと充実感は久しぶりに味わう幸せな感覚であった。
posted by マダム スン at 05:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 家運低迷期突入す | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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