ランがお腹にいた時もあったが、これには悩まされる。安眠しにくくなるからだ。
私はもともと貧弱な体型かつ太りにくい体質だが、妊娠してからも然りで、胎児もほっそり。>< それを散々家族に指摘され、咎められた。
しかし、吐き気、倦怠感、動悸、足のむくみ、極度に疲れやすくなるなど、多くの妊婦が経験する諸々の症状はしっかり現れた。
ランは一歳2ヶ月になる頃。自分のおもちゃで遊ばず、タンスの中の物を出したり、椅子を押して動かしたり、上がろうとしたりする。
その都度私は片付けて回らねばならず、危ないので目も離せず、それでも大きく、重くなって来たお腹で本当にへとへとになった。
だが、出した物は仕舞い、落とした物は拾うと良い、ということがランはわかっているようだ。
珂産婦人科での定期検診がちょうど24日、クリスマスイブと重なった。従来どおり、リーは自宅ー病院間の送迎を買って出た。
その日も超音波で推定体重を診てもらったが、なんと前回から150g増のみ、1788gしかなく、とてもショックだった。予定日まであと2ヶ月ちょっとしかない。言うまでもなく、リーは不機嫌になり、責められる。
その上、主治医である陳医師がお休みで、初めて別の医師に診てもらったことも私の気持ちを暗くした。
だが、それはその日だけのことではなかった。陳医師は珂産婦人科を辞めてしまったのだ。