さすが生活が市場と密接に関係している台湾の人たち、沖縄にそれがあるなら行ってみたいと言う。
調べてみるとあった。私も興味があるし、タクシー2台に分乗し、国際通りに近い市場へ。前回は余裕がなく、そこまで足を伸ばさなかった私は、その周辺の雰囲気も気に入り、海辺へ行かなくてもやっぱり沖縄っていいなあ、と実感した。
もちろん、台湾の市場とは形態が異なるが、テクテク見て歩くだけでも面白い。ゴーヤやドリアン、マンゴーなどが大きい。日本ではほとんどお目にかかれず、台湾には豊富にある食材が沖縄にはある。それもそのはず、距離的にも近く、気候帯も酷似しているのだ。当然といえば当然の発見、ぐっと親近感を感じる。
昼食は市場内でいただく。飲食店が集まった一画の2階、大きなテーブルに全員集合。にぎやかだ。
食後ももっと市場や周辺を見てみたいということで、おみやげの物色やらショッピングを各々が楽しんだ。
義姉や義妹は特に元気である。私もひと通り散策したが、晴れて暑いし、重たくなりつつあるお腹が長時間の歩行を許さず、リーとランの3人で先にタクシーで宿に戻った。沖縄といえば、ちんすこう。これは子供の頃からの好物で、それも買えたし。
帰りは3班に分かれた。ひと休みして、夜は義母、リー、ランとうちの両親で海側へ歩き、居酒屋みたいなお店でまたもやお寿司。シアワセ。日本の魚、それもさんまの塩焼きに目のないリーはそれを注文し、一杯やりながら舌鼓を打った。