2009年04月05日

一太郎効果続かず・・・

果たして、お腹の子が男の子と知ったリーは機嫌を良くした。義母にも即、報告した。
だが、「一太郎効果」は長続きせず、数日後もリーがくどくどと説教、私は大泣きして家出を決意したが、神経が高ぶって眠れず、睡眠不足で翌日身体が言うことを聞かなかったり、リーに理解を求めて手紙を書いたり、メールを読み、心配した父が電話をかけてきたり、ごたごたが続いた。電話はかけてきたものの、両親は一貫して中立の姿勢を崩さず、「君たち夫婦のことは君たちで解決しなさい」と冷静だった。
手紙やメールに訴える手段は、その後も私が幾度も頼ったものだ。
しかし、結論から言うが、それらが私が期待するほど有効なはたらきをしたことはなかった。書面なら伝わりやすいだろう、わかってくれるだろうと、最初大きな期待を持って書いては渡していたが、リーがそれで理解してくれた、気づいてくれた、受け止めてくれた、と感じたことは一度たりともない。結局、「通じない」現実を実感するだけだった。

情けない話だが、そんな事情があり、私は依然精神的に日本の両親に頼りがちだった。彼らにしか言えないこと、相談できないことは多かった。
そして、ランが支えだった。
ランは正座したり、じーっと座って食事するのをいやがるようになり、自由な格好で食べさせたり、サークルで囲んでいてもいつの間にかうまく出て来てしまったり、順調に成長していた。
果物は何でも好んだし、にんじん、大根、きゅうり、もやし、じゃがいも、玉葱など野菜全般もOK、豚レバーでもぺロリ。離乳食作りも苦に感じなかった。
posted by マダム スン at 05:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 第2子出産も台湾で | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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