こんなに早く君がお姉ちゃんになるとは、ママ思いもしなかったよ、、、、 とランに何度か話しかけた。ランは這い這いがだんだん上手になり、座ったり、両手におもちゃを持ったり、つかまり立ちする時間が増えた。首もどんどんしっかりして、洗面器に入れて身体を洗えるようになった。お風呂で使用する、あの洗面器にちょうどうまく納まるのだ。毎日見ても飽きない可愛さだった。
実家はやっぱり居心地が良いもので、身重だとよけいに離れるのがつらかったが、リーは今回も台湾での出産を望み、6月22日私とランを迎えに来日した。年に一度は私の両親に顔を見せたくもあった。
翌日、日赤へリーと定期健診に行く。胎児は14mmに大きくなっており、前回とはちがって頭と胴体がはっきり分別できた。大いにホッとする。今日で7週と5日目で、予定日は2月初めだろうとのことだ。
26日4:30起床。日本を発つ朝。
バタバタと出発の準備をして、さあいよいよ車に乗ろうという時、台所でランを抱っこして、母が泣き出した。驚いた。母が泣く姿はこれまで一度見たか見なかったか、、、、 私までもらい泣き、、、、
5月上旬からの1ヶ月半、新緑まぶしい里での生活は、実に美しく、すばらしかった。ありがとう。