2008年12月31日

リー、日本に来る

あの頃は幸せだったと思う。
リーは不在にしろ、彼の家に住み、しょっちゅう彼の家族と団欒し、会社では公認の仲となり、毎日のように香港から電話がかかり、穏やかに安否を確認するのが日課だった。
涙で彩られた時間から考えれば夢のような流れに、我ながら戸惑うほどだった。

そのうち、私は香港へ行くことに決まった。1月だったと思う。彼との結婚が決まり、2月で学校と会社を辞めて、3月に香港へ、というスケジュールに落ち着いた。
それから、入籍にしろ、挙式にしろ、私の両親に会って挨拶をしてからにしたいとの彼の意向があり、3月はじめ、一度帰国することになった。私は2週間ほど実家に滞在し、彼は遅れて4~5日間来日して一緒に香港へ帰るという按配だ。
3月というのに雪が舞う寒さだった。南国育ちの彼には、えらく応えたようだった。それでも、近くに住む親戚だけを招いて、簡単なお披露目会を開いた。私は久しぶりに着物を来て、いとこたちを迎えた。
風邪気味の身に着物はきつかったが、本当にうれしい、感激いっぱいの一日だった。
posted by マダム スン at 05:18| Comment(0) | リーと歩き始めて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。