2008年11月17日

同居人はかつてのルームメイトの妹

縁というものはおもしろく有り難いもので、2度目の留学で私が住処としたのは、かつて共に暮らした高雄出身の中学校教師をしていた子の妹が借りているアパートだった。高雄に転勤希望を出し、故郷に帰った姉と入れ替わるように台北にやって来た彼女は小学校の先生で、同僚でフィアンセの彼と同居していた。彼らはほぼ挙式の日取りが決まり、初々しさと安定感いずれをも感じさせるカップルだった。
妹女史は、私が台湾に戻って来ると知り、「一緒に住まない?」と声をかけてくれた。あとで聞いたが、同僚に、「彼がいるのに、女の人と一緒に暮らすの、心配じゃない?」と訊かれ、彼女は「ぜ〜んぜん!だって、姉の友人だし、私より6歳も年上だから、もう一人の姉同然よ。」と答えたらしい。うれしかった。
私も、彼女たちの出会いや結婚を心から祝福し、じゃまにならないよう、心して暮らした。いい潤滑油にでもなれたら本望だった。
前回の留学時と変わったものは、他にもあった。地下鉄が開通したのだ。バス、タクシーに地下鉄が加わると、さらに街は活性化し、便利になった。ホームや車内での飲食を一切禁止するという、台湾らしからぬ厳しい規制がしかれたおかげで、きれいで快適に利用できた。
バス路線があるところへはバスを使ったが、私の登校、出勤も地下鉄の恩恵に与ることとなった。
posted by マダム スン at 09:23| Comment(0) | 再び台湾へ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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